ハッピー・パートナー企業育休推進アワード

小柳建設株式会社

小柳建設株式会社

  • ■くるみん認定
  • ■プラチナくるみん認定
  • ■えるぼし認定
  • ■ユースエール認定
  • ■ハッピー・パートナー企業登録(新潟県)
  • ■パパ・ママ子育て応援プラス認定(新潟県)
所在地 新潟県三条市東三条1-21-5
業種 建設業
従業員数 101人~300人
業務内容 総合工事業
問い合わせ 0256-32-0006
URL https://n-oyanagi.com

こんな取組しています!

  • トップからのメッセージ発信

    取組①トップによる男性育休100%の宣言
     株式会社ワークライフバランス社が開催している“男性育休100%宣言”に2021年6月、賛同しました。(https://work-life-b.co.jp/mens_ikukyu_100/#list111) 
     トップが、“男性育休100%”を宣言し、育児休業の取得を推進しているということを社内外に周知することで、安心して育児休業を取得できる環境を実現。社内報や社内イントラを用いて積極的にPRをしています。

    取組②社外向けPR
     社内への発信だけでなく、社外に向けても積極的にメッセージを発信しています。新聞、雑誌、テレビ局などの各種メディアにむけて積極的にプレスリリースを配信し、取材の機会を得る取り組みを実施しました。
     建設業の3Kイメージを払拭し建設業界へ興味を持てる人材を増やすことで、業界の人手不足という課題にチャレンジしています。また、他社にも当社の取り組みを参考にしていただくことで育児休業取得促進につながればとの思いから積極的に社外向けPRに取り組んでいます。

    <TV局による取材 『新潟ニュースNST』より>
     https://www.youtube.com/watch?v=sI1eyZ9801s

    <弊社プレスリリース>
    ・男性育休100%継続中
    ・プラチナくるみん認定
     https://n-oyanagi.com/news/release/

    取組③対象社員への積極的な声がけ
     女性社員はもちろん男性社員も育児休業を取得しやすい環境を整えるため、配偶者が妊娠した社員には労務担当者との面談を実施。労務による利用可能な制度の案内や育児休業前、復帰時のフォローはもとより、上司や周囲の協力により育児休業取得への支援体制を整えています。

  • 独自の休暇制度の創設

    取組①小学校就学前までの「子の看護休暇」を有給として設定
     以前は、子の看護を理由に休みを取る社員は女性が中心でした。しかし法定以上の措置である有給に設定することで、男性社員が平日に子どもの看護や通院のために利用することが増えました。子の看護休暇の利用、社内向けの周知・啓蒙をきっかけに子育てに関心を持つ男性社員が増え、育児休業の取得につながりました。

    取組②リフレッシュ休暇の推奨
     社員のワークライフバランスの向上と心身の休息を目的として設定。同一連休内において3日(有給を含め5日)の取得を目安としています。
     取得者は利用日数や時期について業務や周囲への影響を考慮し、チーム内では業務及び休暇の取得が円滑に進むよう計画を立て、長期休暇の取得を推進する取り組みです。
     長期で休みを取得できる、休みを取得しても他の人が業務を担える体制を日頃から整えることにより、休暇を取得しても大丈夫、休暇を取得しやすいと思える環境となりました。

    取組③新型コロナウイルス感染症のワクチン接種後の副反応に伴う特別休暇
     社員の皆さんに安心して新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種していただけるよう、接種後に体調不良等の副反応が見られた際には、年次有給休暇とは別に、有給である特別休暇の利用を認めました。これにより年次有給休暇の残数が少ない社員でも安心して感染症対策をすることができました。

     日頃から社員一人ひとりがワークライフバランスの実現を意識し、育児休業だけでなく、時間外労働の削減や有給取得率を向上させることで、皆が働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。

  • 業務の進め方・あり方の見直し

    取組①ガイドポスト・手順書の活用
     建設工事を進めるうえでは、社内の手続き、発注者様との手続きなど様々な手続き・確認を経て進めなければなりません。また品質の高い成果物を作成するためにもお客様の要求事項を正確に把握し、成果物に反映させなければなりません。そのような手順は熟練の技術や経験が必要とされることがあります。当社は仕事の進め方をガイドポスト・手順書として整備し、若手の職員でも迷わず仕事を進められるように仕事の標準化を図っています。これにより、個人に属した仕事を無くすだけでなく、成果物のばらつきを抑えることができ、短い時間で高い付加価値を生むことが可能になりました。

    取組②デジタルツールの活用
     Microsoft Office365 teams等のツールを使ったグループチャットやタスク管理機能を活用し情報を共有。また、情報が常にクラウド上にあることで、いつでも、どこでも、誰でも業務を担える体制の整備を進めた結果、急遽の休みや、長期の休暇などの際にも、引継ぎが特別必要なく、休む側も安心して休むことができ、残る側も安心して仕事ができる環境が作られています。

    取組③女性技術者の誕生
     衛生環境の向上を目的に女性社員による衛生パトロールを実施。女性目線での現場改善をしてきた結果、女性にとっても働きやすい現場(職場)を実現。多様なすべての人にとって働きやすい職場環境を作ることで、これまで男性が中心とされてきた建設現場において、「この環境であれば私も現場代理人にチャレンジしたい」という内勤女性社員が誕生。2022年4月より現場代理人になりました。

    取組④業務自体のあり方の見直し(職域の拡大)
     そもそもの業務自体のあり方の見直しを実施。男性・女性による業務の偏りを無くし、女性だからこの業務、男性だからこの業務、という性別による業務の制限を撤廃。全社員が総合職として、キャリアアップを目指せる環境になっています。女性社員の職域の拡大により、育休後も就業を継続し活躍できる職場環境形成に取り組んでいます。

     以上の取組により、業務の平準化・標準化が進み、生産性が高まり、時間外労働の削減が実現しました。個人での仕事から、“チーム”で仕事をし、成果を上げる、という意識の浸透により、誰かが休んでも業務が滞ることがなく、安心して働ける環境となっています。

みんなに「いい働き方」に向けたトップからのメッセージ  「変化を楽しもう。」私たちのコーポレートメッセージです。どのような世の中になろうと、そこに人々の生活がある以上、従業員には最適な生き方や働き方を提供しながら、お客様と地域社会の課題を解決するため、努力し続けなければならないと考えています。「どうせ変化する世の中なら、楽しんでしまえ」と強く思うのです。
効果的にテクノロジーを利用することと共に、モノの見方を明確な基準を持って見ていく価値観を持つことで、無駄な時間と手間を省き、人生の時間を濃厚に過ごし、楽しんで働きながら、お客様と地域社会の課題を解決できる、人のため世のために働けるチーム作りを持続していきたいと考えています。
 労働生産性人口の減少が危惧されるいま、男女問わず育児に参加することは必要不可欠な課題です。現在の育休取得率100%の状況が定着し継続していくよう、今後さらなる仕事と育児の両立、私生活の充実を目指し、多様なすべての人々にとって働きやすい環境を実現できるよう尽力いたします。